no drug no future


トントンッ!!

扉を叩く音で目が覚める。

『あっ!私また意識飛んでた!!』

急いでトイレから出ると癒真くんだった。

私「ごめん!ブッ飛んでた。てか、癒真くんは平気?」

癒真「うぅ〜。あいじょぶ〜。ははっ。」

あっ、全然大丈夫じゃないね。

目がイッててちょっと怖くなった。

鏡を覗くと自分の顔がスライムみたいに解けていった。

幻覚だ・・・私は冷静だった。

紙で幻覚に慣れた私は多少のバットじゃビビらなくなっていた。

それもまた困り者だ・・・


みんなのところに戻ると照明はつけられ、最初のバーの雰囲気に戻っていた。

音もユルい感じだ。

なんだかホッとした。