no drug no future

鼻の奥がジンジンし、粉が喉を伝い苦みが分かる。

口の中が麻酔を打たれた感覚になる。

コカーーと呼ばれるソレは、別名、コーク、チャーリー、チャリンコ、C、クラックなどと言い方がある。


私に続きみんなもスニる。(鼻から吸うスニッフィングという方法)

目が覚めたというか、頭が一気にシャッキリしていく。

凄い・・・。

5分も立たないうちに自分でも笑えるほど気分が高揚していくのがわかる。

敬「うわっ!やべ〜!かなりアガッテきたぁ〜〜!!リョウさん音くださ〜い!(笑)」

リョウ「オケ〜!爆音シャワー入りまぁ〜す!!」

照明が落とされ、ブラックライトに切り替わる。

プロジェクターにVJが映され、音がフェイドインしてくる。

音が入った瞬間、皆は歓声・・・いや、奇声をあげ盛り上がった。

リョウさんは高速変態ダークを回す。

そこは一瞬にしてバーからクラブになった。