no drug no future


まだまだ素面ではないけれど、少し理性を取り戻したとき、ふと空を見ると夕日が出ていた。

あれ・・・?

さっき朝日、観たばかりなのに・・・。

嫌だ。

まだまだこの感覚のままでいたい。

もっと、もっと私は狂える。

私の欲望は加速した。

皆に声をかけ、テントに誘い、また逃避し続ける為のドラックを探した。

追加する。

踊る。

酒を飲む。

踊る。

梵を吸う。

横になる。

それをまた繰り返す・・・。

もう、どのくらい入れたか、何十時間踊ったのかもさっぱり分からない。

私は完全にイカレタ。


そして・・・。


気がつけば草むらの中で嘔吐していた。

だんだん近づく現実・・・。

いくら追加したって、酒を飲んだって、仮眠したって、もう体もココロも限界だった。

身体が悲鳴をあげているとは正にこの事だ。

ましてや身体だけではなく脳内も・・・。

しぶしぶ皆で受け入れるキレメ。

他人がウザイ。

あっ、友達だったっけ?

会話もめんどくさい。

帰るのもだるい。

生きてる屍。

笑顔ってなんだっけ?

どうやって作るんだっけ?

どうやらみんな忘れてしまったみたいだ。