しばらくして…「先生、抑制ベルト持って来ましたが…どうしたんですか?」と看護婦さんが入って来た。
「いやぁー、太陽君が検査イヤだからって、走って逃げようとして…」と亮先生は看護婦さんに言いながら、テキパキと俺の腕や脚を抑制ベルトで止めていく。そして、「また、後で来るからそれまで我慢してね」と看護婦さんと出て行った。