あたしの恋愛小説



そのあと始業式が終わってクラスに分かれてホームルーム


「美紀!ちょっと」


新しい担任は予想通りだった。


クラスの子をみんな下の名前で呼ぶ。


「なに~?」


美紀たちも先生というより近所のおっちゃん的な感じだから敬語もなし


「これ預かってたから」


そう言われて大きな茶色い封筒を貰った。


「わかった」


鞄に入らない封筒を手に持ち部室へ向かった。