「先生これ受け取ってください!」 そう言って鍋島先生の前には1年生の女の子がいた。 「ありがとう・・・お返しできないけど・・・」 先生はそれしか言わない・・・ 胸が苦しい・・・ わかっていたのに・・・ どうしてこんなに苦しいの? 美紀は紙袋を拾って走って教室に行った。