あたしの恋愛小説



一番早く落ちたのはりなちゃんのお父さんだった。


あの日とは大人の中で一番子ども。


方向音痴で遊園地で迷子になったこともある。


「おっちゃん!アイス明日買ってな!」


「・・・しゃあないなぁ」