「違うよ~」 「絶対嘘や!」 だから違うってば! 「それより中に入れへんの?」 美季が先に入って美紀たちの話を聞いていた。 「「入る~!」」 そう言って教室に入った。 教室の中の電気は点いていなくて、窓も閉まっていた。 「どこ座ればいいん?」 「前の方やったらどこでもいいって言ってたよ!」