ガラガラっと戸を開ける。 中では、美咲と美季が喋っていた。 「美紀?今日は英検の方に行ったんじゃないん?」 「眠そう・・・ってか寝てたやろ?顔に後ついてるけど」 「えっ!?後ついてる!?」 「右の頬っぺたにくっきりと・・・」 頬っぺたを触ってみるとくっきりと後があった。 「で!英検の方はどうしたん?」 「今日は終わりやって・・・」 「なんで?6時まであるんじゃないん!?」