「これ、店の人に聞いて探してた。
あず、前に石が好きって言ってたの思い出して。
似てるブレスレットに石が入ってるの見つけたから…。
ラピスラズリって名前の石…。」
その言葉を聞いて、胸が急激に熱くなった。
“ラピスラズリ”とは、幸運の守り石という意味を持っている。
「これからは、俺にあずを守らせて…。」
「…あずの事が、好きだ…。」
新たなブレスレットがあまりにも嬉しすぎて、それを夢中で見つめている中での耳に入ってきた大概くんのその言葉には、現実感がなかった。
大概くんが…、あたしを…。
有り得なかった展開に、あたしの頭は混乱していた。

