あたしがベンチに座ると、大概くんは再び立ち上がり、近くの自販機へ飲み物を買いに行った。
こうして大概くんと2人の時間を共有するのは、あたしが告白した時以来であった。
本来なら幸せな時間と言えるのだが、今は大概くんから話があると言われ、なんの話なのか内心ハラハラしてした。
そんなことを考えていると、背中からふわっと暖かいものがかぶさった。
「風邪引いちゃうから着てて。」
大概くんは、自分が着ていた上着をあたしに羽織ってくれた。
「こんなことしたら、大概くんが風邪引いちゃうからいいよっ!」
上着を取ろうとしたあたしの行動を止めるかのように、大概くんは買ってきたばかりの温かいココアをあたしの手に持たせてくれた。

