怒りの感情は徐々にエスカレートし、そのうち上級生の1人が興奮で抑えられなくなった怒りから、あたしを突き飛ばした。
あたしはその反動で後ろに倒れこんだ。
すると周りにいた上級生達が座り込んだあたしを見て、一斉に攻撃してきた。
思わぬ行動に、とっさに顔を覆ったが、数人からの攻撃を防げるわけもなく、上級生の怒りが治まるまでひたすら耐えるしかなかった。
「陸に付きまとってウザいんだよっ!!」
「2度と近づくなよ!!」
やっと少し興奮が治まり、そう言って立ち去ろうとした上級生の1人があたしの手首に気がついた。

