大概くんの仕草があまりにも自然で、あたしは極度の緊張の中、大概くんのそばに引き寄せられた。
大概くんが手で指定したところは近すぎて、あたしは少し間を空けて隣に座った。
しばらく無言が続いていたが、あたしは大概くんが自分の隣に座っていることが信じられなく、緊張で話を切り出す余裕がなかった。
そんななか、最初に口を開いたのは大概くんだった。
「授業、大丈夫だった?」
「…う、うん。
…ちょうど次の時間は自習だったから…。
大概くんこそ大丈夫だったの?」
「俺が誘ったから…。それに…あのままじゃ気になって、中途半端にできなかった。」
そんな大概くんの言葉に胸が打たれる。

