誰かに気付かれる前にメッセージを消すと、そのまま教室を飛び出し、夢中で屋上に続く階段を駈け上っていた。 屋上の扉を開けると、あたしの気持ちとは裏腹に、真っ青な青空が広がっていた。 普段なら、こんな光景を見ただけで清々しい気持ちになれるはずなのに、今はとてもそんな気持ちにはなれなかった。 「…そっかぁ…。 大概からの返事…なかったんだね。」 ユウちゃんはそう言いながら屋上の扉を開け、あたしに向け買ってきたばかりの缶ジュースを差し出した。