返事をくれたからって図々しいかったかもしれない。 相変わらずマイナスな考えしか浮かばなかった。 いつもは急いで向かう教室への足は、嫌な予感と共に重く感じた。 …ズキン…。 この胸の動きは、この前感じたものとは全く違った。 机に向けた視線の先には、あたしが書いた一文のみで、大概くんからの返事は机の隅々を探しても見当たらなかった。 …やっぱり書くんじゃなかった。 そう気がつくと、無性に自分の書いた一文が恥ずかしく思えてしかたがなかった。