“…愛してる…。” 身体中から溢れ出すこの気持ちは、不思議なくらいお互いの心に深く伝わっていくのがわかった。 あたしはバックの中から、大概くんから貰ったペアリングを取り出すと、大概くんの指に付けた。 すると大概くんも、もう一つのリングをあたしの指に付け、そのまま強く抱きしめてくれた。 “ずっと一緒に…” Fin