「陸くん、本当にありがとう。」
そう言って大概くんに話し掛けるお父さんを見て、家族にも受け入れてもらった姿から、大概くんって凄いなと改めて感じさせられた。
「お父さん、お母さん…。
あたしちゃんと手術して治すから!」
あたしも大概くんを信じる。
“絶対に大丈夫…絶対に治る”
そう心に決めて信じた。
あたしが手術をすると決めると、お父さんとお母さんは揃って驚いた。
「あずま…、あんなに嫌がっていたのに…。」
お父さんは拍子抜けしたような顔で言った。
お母さんはチラッと大概くんを見て、納得したようだった。
「あずまには、強い味方がいるようよ…。」
お母さんの一言にお父さんもすぐに納得した。

