「…でも、大概く…ん…。
…もし、失敗…したら…。」
あたしは大概くんの優しさと抱きしめられた温もりに気持ちが緩み、大概くんの腕の中でうずくまり泣いた。
「あずにはこれがあるっ!
絶対にあずの事守ってくれるから!!」
大概くんはそう言いながら、あたしの手首に付けたブレスレットを見せた。
…ラピス…ラズリ…。
幸運の守り石…。
あたしは大概くんの言葉に、じっとブレスレットを見つめた。
そうだった…。
大概くんは、あたしを守るって言って、この場所でこれを付けてくれたんだった…。
そう思うと、不思議と気持ちが落ち着き、高ぶった感情も平常心を取り戻してきた。

