「そうだっ! 昨日渡すって言ってた物…。」 思い立ったように、引き出しからストラップを取り出すと、そのまま大概くんの手に握らせた。 大概くんは握った手をそっと開くと、手のひらにのったストラップをじっと見た。 「…これ…。 あずが作ってくれたの…?」 そう聞いてきた大概くんに、あたしは無言で恥ずかしさを隠しながら、もう1つのストラップを見せた。 「…私と…お揃いなんだ。」 そう言い、大概くんをチラッと見た。 「…すごい嬉しい。」 大概くんは意外なほど喜んでくれた。