大概くんと付き合い初めて1ヶ月が経っても、上級生や同級生からの反感は収まることはなかった。
この前の一件から呼び出しはなくなったものの、周りからの視線は相変わらず冷たかった。
選択授業では、大概くんが教室に来ている時だけ親しくしてくる女子やこの機会に大概くんと友達になろうとしている子が多かったが、大概くんはそんな女子には見向きもしなかった。
そんな中あたしは周りの目ばかりを気にし、いつも早々と教室を移動してしまう。
大概くんはそんなあたしの性格さえもわかってくれていて、選択授業後のあたしの机には、必ず大概くんからのメッセージが残されていた。
この日も大概くんからのメッセージが書いてあったが、いつもとはちょっと違っていた。
“14日 駅に10時”
それだけが書かれていた。

