年上の彼氏



「な、何?」

「顔、赤いけど大丈夫か?」

顔を覗き込むように言うけど。

・・・いえ・・・あなたのせいで赤いんですけど・・・。

「だ、大丈夫・・・」

目のやり場に困るんだけど~。

早く離して~。

「そっか。ならいいけど」

真っ赤になってる私のオデコにちゅっとキスをして、何事も無かったように矢崎さんはソファーに座る。

私はオデコを抑えながら、フラフラしてお風呂場に向かった。



脱衣場にはバスタオルとタオルが置いてあった。

ちゃんと用意してくれてるから嬉しいけど・・・こんなところでさえ慣れてるのかな、なんて悪い方向に考えちゃう。


「へぇ・・・こんなシャンプー使ってるんだ~」

何気にチェック!

いろいろなところに目がいってしまう。

だって、好きな人の事何でもいいから知りたいんだもん。


今日は矢崎さんと同じにおいがするんだよね~・・・ちょっと大人になった気分。

「エヘヘ」

体を洗いながらとか、湯船に浸かってもずっとニヤニヤしてた。


でも、寝るときってどうするんだろ・・・。


悶々としながら考えてたら40分も入ってた。


お風呂から上がると

「あはは」

矢崎さんの笑い声が聞こえる。

脱衣のドアを開けてみると・・・。


「ライ君!?」

「よお!」

なんで・・・・また?