年上の彼氏



どんどん深くなるキスに、頭が真っ白になって。

何も考えられなくなる・・・。


どのくらいキスをされてたんだろ。

そっと唇が離れたとき、ちょっと放心状態だった。

そんな私を見て

「フッ・・あんまり煽んな」

色っぽい顔をした矢崎さんが微笑んだ。


緊張と恥ずかしさで、下を向くと、優しく抱きしめてくれた。

「よし!・・・じゃ、風呂入ってくるな?」

私をはなして、優しく微笑む。

「う、うん」

真っ赤になりながら頷く私をみながら、クスクスと笑ってお風呂に行った。



・・・なんであんなに余裕があるんだろ。

私は何回キスされてもドキドキして・・・慣れないのに・・・慣れる時なんて来るものなのかな・・・。

「はぁ・・・心臓いくつあっても足りないや・・・。」

呟いてみると、ちょっとだけ落ち着いた。


あ、お風呂の用意しなくちゃ。

私は鞄を開けると、持ってきた下着と部屋着を出した。

・・・することないなぁ。


矢崎さんの部屋は何回も来てるからか、ちょっとだけ落ち着く場所になってるんだ。


いつもはライ君がいるから・・・そんなに意識しないんだけど。

2人きりって・・・改めて思うと・・・き、緊張する。



気持ちを落ち着かせるために、テレビをつける。

「・・・ふふふ」

ちょっとテレビに夢中になってたら、

「いいよ」

タオルで頭をガシガシしながら矢崎さんが来た・・・・けど・・・。


ちょ・・・上半身、裸なんですけど・・・。

やばいっ。

すっごい照れる。

どこ見ていいかわかんない。

なんで裸で来るのよ~。


「じゃ、私も入るね」

慌ててお風呂場に行こうとすると

「ちょっと、まって」

腕を掴まれた。