それから2週間。
私と秋仁さんは、前よりも絆は深くなっていて、いい関係を続けていた。
そんな日曜日にお姉ちゃんから連絡があって。
「お母さんと柊子に会わせたい人がいるの」
と言われ、朝からお母さんと2人でソワソワしてた。
ライ君なのかな。
あれあからライ君には会ってないし、話もあまりしなかったから、お姉ちゃんとどうなったのか聞いていなかった。
ドキドキして待っていると
「ただいま~」
玄関からお姉ちゃんの声がして。
あ、来た。
お母さんと顔を見合わせてから、玄関に向かった。
「おかえり、さ、入って」
お母さんの声に
「入って~」
お姉ちゃんが外に向かって言うと
「お邪魔します」
スーツ姿の男の人。
・・・・誰?
ライ君じゃない。
角度を何気なく変えてみるけど、どう見ても・・・ライ君じゃない、な。
「こんにちは」
私を見ると爽やかな笑顔で挨拶してくれる男の人に
「あ、こ、こんにちは」
慌てて返す。
「何、緊張してんのよ」
お姉ちゃんに突っ込まれて。
・・・だってライ君じゃないよ・・・ね?
お母さんが「どうぞどうぞ」と案内して、私は一番後ろから付いていって、コーヒーを用意するのにキッチンに向かう。
どこからどう見てもやっぱりライ君じゃなくて。
首をかしげながらコーヒーを入れていると、
「柊子」
お姉ちゃんが隣にやってきた。



