『買い物手伝う奴がいなくなる!』


「「は…?」」


私の発言に誰もが目を見開いた


『だって、大輔や靖抖や大和は行くだけで疲れるし…』


「ちょっ…葵!」

 大輔や靖抖や大和はポカンと間抜けな顔をしていた

『惺や翔だとすきなもの買いまくるし』


「葵…お前」


惺や翔はかなり睨んでいた


『皇紀はケチだし…』


「あ…葵君!」


『龍翡は…ムカつくから論外』


「てめぇ…」

「抑えて抑えて!」


『だからマシな奴はお前しかいない!それに…』


「それに…?」


『俺は怪我人の面倒をみんのは嫌だ!』


「「…」」


貊渡…いや…ここにいる全員が呆れ顔でみていた

『な…何だよ!』


「お前馬鹿じゃねぇの」

『んだと!?龍翡』


「お前い「は…わけわかんねぇ」


そう言って突然笑いだした貊渡


『俺らが負けるわけねぇだろ?』


「…だな!」


パチンッ…


私と貊渡はお互いの片手を叩いた


『うし!じゃぁ行くぞ!』

「「おー!」」


「無理すんなってことだ。信じろ」

そう呟く龍翡に

「あぁ…」

微笑みながらそう答えた貊渡だった