「はぁ!?行くに決まってんだろ」
『な!?じゃ…じゃあ大和は…「スキーかぁ…めっちゃ楽しみや!!!」
『…貊渡は…行く気満々だな…』
貊渡の方を見るともう既に必要なものをメモっていた
「葵お前行く気ねぇの?」
「え!?葵行かないの?」
大輔の言葉に靖抖が身を乗り出して聞いてきた
『いや…行く気がないとかじゃなくて…』
むしろ行きたい方であって…
「分かった!お前スキー出来ないんだろ?」
ぶつぶつ言う私ににやにやしながら聞いてきた龍翡
『はぁ!?スキーぐらい出来るに決まってんだろ!』
「じゃあ何でそないに行きたくないんや?」
『それはその旅行が…「葵〜」
『げっ…』
私の話を遮り笑顔で呼ぶ郁兄は目が「余計なこと言うな」と言っていた



