side梓


スパーンッ…

『いってぇ!!!んにすんだよ!!!』


頭を叩きやがったやつを睨み付けた

「起きねぇのが悪りぃんだろ」


…ん?

どっかで聞いた台詞…

私は寝ぼけた頭を無理やり起こしもう一度叩いた奴を見た


『…りゅう…ひ…?』


「久し振りだな…梓」

ニヤッと笑う龍翡

『なっ何で龍翡が…「龍翡だけじゃないよ!梓」

 ギュッ…

『グエッ…』

「離れろや!靖抖」

『うぇっ…』

「そういう大和こそ離れろ!」

『ぐっ…るしぃ…』

「離れろ」

その一言で抱き着いていた三人が離れた

『…はぁ…はぁ…』

「…大丈夫か?」

『貊渡…何で?それに大和や靖抖…惺まで…』

「みんないるよ」

後ろから聞こえた声に振り向くと

「よ!」

『翔…それに大輔!?』

青龍の総長並びに幹部全員が勢揃いしていた

『…学校間違えたのか?』

「馬鹿か?お前」

更にその後ろから聞こえた声

『彪雅さんに棣雅さん!?』

「龍翡達は転校生だよ♪」

『はぁ!?何で…「お前が勝手にいなくなるからだろ!!!」

龍翡が怒鳴った

『それは…』

「まぁまぁ!龍翡もうちっと素直になりぃや」

「はぁ!?俺はいつだって…「あのね…みんな梓が居なくなって寂しかったんだよ?龍翡何てずっと上の空で大変だった…」
変なこと言うな!靖抖!!!」
『みんな…』