「なっ!」 「さっさとやろーぜ。」 九条は準備万端だ。 「よし、やるか。」 そしてナインはルンルンだ。 「あの岩まで行って、折り返して帰ってくる、このコースでいいな。」 「おう。」 「じゃあ2人…あ、3人は並んでー。」 3人は膝が浸かる辺りまで入った。 「じゃあ行くよー!位置について、ヨーイ…スタート!」 3人はカノの掛け声とともにスタートした。 「…ナイン君…もう諦めようよ…。」 クロールでスタートした2人に対してナインはまさかの犬かきだった。