「連れがいるんでお断りします。」 「そんなやつらより絶対俺らの方が楽しいって。」 「はあ?」 チヨの額には血管が浮かびあがっている。 「なんだよ。やんのか?」 「ちょっとチヨ君、ダメですよ!申し訳ありませんが、あなたたちと遊ぶ気はまったくないので失礼します。チヨ君、ガク君、行きますよ。」 「…ふん。」 3人は立ち上がって移動しようとした、その時、 「なあ、お前もしかして、浅井ガク?」 「え、」 1人の男がガクの腕をつかんだ。 「…ガク、知り合いか?」