腹から叫べ!


「無駄ですよ。」

「…何?」

「その爆弾、俺の天才的な能で造られた、今までにない精密な構造ですから。」

おい、踏ん反り返ってなんか言ってるよこの人。

「ふんっ。くだらん。」

そこへ重装備をした人たちがやってきた。

「早く爆弾を解除しろ。」

「はい!皆さんはできるだけ遠くに離れていてください!できれば敷地の外へ!」

使用人たちは慌てる。

「敷地外へは出るな。命令だ。」

ナインの父が言い放つ。

「は、はい!」

それに従う使用人たち。

なんか大事になった?