腹から叫べ!


「ん?爆弾。」

「結局かい!」

平然と爆弾を持たないでほしい。

「これはただの爆弾じゃないぞ。聞いて驚け。昨日の爆弾の1000倍の威力だ。」

「はあああああ!?」

1000倍って…

「死ぬじゃん!」

「え?」

「は!?」

チヨはドッジボール型爆弾をあと20個くらいカバンから取り出した。

「いやいやいや。吹っ飛ぶし!さすがにヤバいでしょそれは!考え直そう、チヨ君!」

「大丈夫大丈夫。この爆弾は精密に作られてるから、このスイッチを押さない限り爆発しねえよ。」

チヨはコントローラーらしきものを持っている。