腹から叫べ!


結局3人はお菓子を食べ始めてしまった。

「おいお前ら何しに来てんだよ。」

「ん?ナインの父さんを説得しにだろ?」

「わかってんのに菓子食うとかどういう神経だよオイ。」

カノは頭を抱えた。

その時、誰かが後ろからカノの肩を叩いた。

「あの、ナインの友達ですよね。」

「あ、はい。」

きれいな女の人だ。

「…ちょっとこちらに来てもらえますか?」

「はあ…。」

カノは女の人についていった。

「あの…あなたは…」

「申し遅れました。ナインの母です。」

「ええ!?ナイン君のお母さ…」

ナインの母は慌ててカノの口をふさいだ。。