ガクとユラとカノはため息をついた。 「おいお前ら。」 そこへチヨが顔を出した。 「どうするチヨ君。今日もナイン君家行く?」 「いや、今日はナインと父さんが学校に来るらしい。」 「マジ!?」 「…ああ。…転校手続きをしに。」 「はあ!?」 「午後から応接室に来るみたいだ。」 「ナイン君は!?ちゃんと承諾してんの?」 「さあな。」 「どうしますか?」 「そりゃあ…阻止するに決まってんだろ。」 チヨの言葉に3人は頷いた。