「ん?お、ナインじゃん。なんか用か?」
…へ。
「ヨウちゃーん、あのさー、新しい部活作りたいんだけどー。」
「またか。いいぜ。どんな部活?」
「バイト部。」
え…
「あー、今呼び出されてんなー。俺もどうにかしようと思ってたんだよ。生徒会書記のやつもやってたみたいで呼び出された。」
「部員は今呼び出されてる人全員でいいよね。」
「おう。5人以上だったらオッケーだからな。」
「あの…ごめん話が見えない。」
カノが小さく手を挙げた。
「お、ナインの友達か。お前友達いたんだな!」
「ヨウちゃんには言われたくないよー。」
ナインの言動にはヒヤヒヤする。


