「大学、医学部目指すつもりだからちょっとでも学費の足しにしようと思ってな。」 「偉いね!」 「別に…。」 ちゃんと考えてるんだチヨ君。 「聞いたぞお、チヨ。」 「うわ!」 横からナインが出てきた。 「そんなこと俺に内緒にしとくなんてみずくさいなあ。」 「っつってもナインに言ったところでどうにかなるのかよ。」 「なる!俺もバイトする!」 「「はあ!?」」 「金持ちのボンボンが何を言ってんだよ。お前は働く必要ねえだろ。」 「やだー!バイトしたいー!バイトー!」 わあ、うぜえ。