できるだけ空に高い場所に、彼を眠らせたかった。
憎しみは、自分の身を滅ぼす―。
2度と起こしたくはない、悲劇の犠牲。
それを俺達は忘れちゃいけないんだ。
まだらの母さんの為にも、さやの為にも、俺は…。
誰も欠けてはいないのだから。
「もうっ!さや行くね!」
待ち疲れたさやが走り出した。
俺とまだらはさやを叱って追いかける。
この幸せを守る為に、俺は忘れない。
憎しみは、自分の身を滅ぼす―。
2度と起こしたくはない、悲劇の犠牲。
それを俺達は忘れちゃいけないんだ。
まだらの母さんの為にも、さやの為にも、俺は…。
誰も欠けてはいないのだから。
「もうっ!さや行くね!」
待ち疲れたさやが走り出した。
俺とまだらはさやを叱って追いかける。
この幸せを守る為に、俺は忘れない。

