Ⅲ
完全に太陽が沈み、余計冷え込んできた。
焚き火だけは消さないようにしないと…
僕は焚き火を越して倒れ込んでる人影を見た。
「やつはさん…」
コートに丸まって辛そうに息を吐いていた。
「だから、風邪ひくって言ったじゃないですか」
「うる…せぇ、よおっ!」
「もう…」と呆れながら焚き火をいじった。
さやとざくや遅いな…
マオもどっか行っちゃったきり帰ってこないし。
小さくため息をついた。
そして頭をおさえた。
「やだな…僕も風邪ひいちゃったかな…」
ズキッと痛んでから身体に違和感を感じた。
「………」
ふとやつはさんを見る。
眠ってる様子を見て僕は恐れた。
「……風邪ひいたかぁ‥」
またため息をついてコートをさらに引き寄せて焚き火をいじった。
ドクッ
完全に太陽が沈み、余計冷え込んできた。
焚き火だけは消さないようにしないと…
僕は焚き火を越して倒れ込んでる人影を見た。
「やつはさん…」
コートに丸まって辛そうに息を吐いていた。
「だから、風邪ひくって言ったじゃないですか」
「うる…せぇ、よおっ!」
「もう…」と呆れながら焚き火をいじった。
さやとざくや遅いな…
マオもどっか行っちゃったきり帰ってこないし。
小さくため息をついた。
そして頭をおさえた。
「やだな…僕も風邪ひいちゃったかな…」
ズキッと痛んでから身体に違和感を感じた。
「………」
ふとやつはさんを見る。
眠ってる様子を見て僕は恐れた。
「……風邪ひいたかぁ‥」
またため息をついてコートをさらに引き寄せて焚き火をいじった。
ドクッ

