「いい加減にしろよお前…!妖怪が被害者なんじゃねぇ!家族や村を奪われた人間(俺達)が被害者だ!!」
「悪かった。ざくやを放してくれないか、やつは」
そう言って顔をあげたのはさやだった。
まだ顔色は悪いが、さっきまでよりは回復している。
やはり妖怪の姿に戻したのが正解だったらしい。
やつははギロッとさやを睨んだ。
今にも襲いかかろうとする殺気に、フウはさやの前に両手を広げて立ちはだかった。
「俺は人間の女は戦いでの関係は持たないって決めてるんだよ。そこをどけ、虎猫」
「残念ながら、あなた様の目の前にいるのは生臭い人間ではございません。猫様の愛しい妖怪でございます」
「まぁ、虎猫ったら可愛いんだから」
すると突然やつはは槍をフウに突き立てた。
しかしそれより早くやつはの後ろに回って拳銃を向けたのはマオだった。
「相手だったらオジサンがするよ。オジサンの可愛いネコには手を出さないでくれ」
「…あんたらは妖怪を手下にするのか…!いつ襲ってくるか分からないのに!」
「悪かった。ざくやを放してくれないか、やつは」
そう言って顔をあげたのはさやだった。
まだ顔色は悪いが、さっきまでよりは回復している。
やはり妖怪の姿に戻したのが正解だったらしい。
やつははギロッとさやを睨んだ。
今にも襲いかかろうとする殺気に、フウはさやの前に両手を広げて立ちはだかった。
「俺は人間の女は戦いでの関係は持たないって決めてるんだよ。そこをどけ、虎猫」
「残念ながら、あなた様の目の前にいるのは生臭い人間ではございません。猫様の愛しい妖怪でございます」
「まぁ、虎猫ったら可愛いんだから」
すると突然やつはは槍をフウに突き立てた。
しかしそれより早くやつはの後ろに回って拳銃を向けたのはマオだった。
「相手だったらオジサンがするよ。オジサンの可愛いネコには手を出さないでくれ」
「…あんたらは妖怪を手下にするのか…!いつ襲ってくるか分からないのに!」

