最後の天使

必死になる
山本をみて、
俺は少しおかしくなり
吹き出した。


「…いいよ、俺も明日、付き合うよ」


「え…でも」


「俺も行きたいところあるんだ。ついてきてくれる?」


「は、はい!」



山本は
ピンと背筋を伸ばして
嬉しそうに笑った。



「そこの部屋好きに使っていいから」


俺は
美紀の眠っていた
ベットルームに山本を連れて行った。

ベットにふかふかと座る
山本が、
美紀に写る。


俺は何してんだ…



そう思いながら

ソファーにかけた布団をかぶり
深く目を閉じた。