一応、
すべてのリングに
目を通した。
でも、
さっきのリングに
勝るものはない。
俺はメジャーをもって
ベットルームに眠る
美紀の左薬指を
内緒ではかった。
「8号くらいかな…」
細い指を
俺は布団になおした。
俺は
もう一度、
パソコンを開いて
色々探した。
1時間…
2時間…
3時間…
4時間…
仕事よりも
たくさんの時間をかけて
指輪をみたが、
やっぱりあのリングに勝てるものはなかった。
俺はまた
おにぎりを3個
ほおばって、
コーヒーを飲んでいた。
「あ、起きた?よく寝れてたみたいだけど」
「うん、トイレ…」
美紀はふらついた足取りで、
トイレへ向かう。
俺も寝ようかな。
俺は眉間をつまみながら
新しいアイスノンに取り替えて、
冷えぴたを用意した。
「張り替えよ」
「うん…つめたあ」

