そして
またキーボードー音を
響かせる。
1時間…
2時間…
3時間…
たったところで、
俺はやっと仕事を終えた。
納期で仕事が埋まってる。
明日も一緒に行ってあげたい。
でも、
明日はどうしても
はずせない会議もある。
俺はそう思いながら、
美紀をのぞきに行った。
解熱剤が効いたのか
すやすやと眠る美紀。
長いまつげに
赤ちゃんのような白い肌。
まるで天使。
俺は
サラサラの前髪をなでて
頭にキスをした。
「冷えぴたのにおいする…」
俺は熱のせいでか
あふれ出た
涙を拭いて、
またリビングへ戻り、
おにぎりを食べた。

