最後の天使


俺がそういうと
瞳を閉じて
胸の中にうずくまるように眠った。



窓の外では
きらめく街。

窓からは
少し肌寒い風邪が通り抜け、

俺たちを近づけた。








美紀、


お前は
俺にとっての天使だったよ。


最初で最後の

たった一人の


天使だったんだ。




美紀が寝息を立てるのを
見守ると
俺も同じように寝息を立てた。