そして始まった、合コン。 だんだんと皆意気投合していき、カラオケで仲良くうたを歌っている。 そんな彼らについていけない私は、一人隅の方でコーヒーを飲んでいた。 はぁ・・なんか、やっぱり私には無理・・。 帰りたいな・・。 「裕子ちゃんもなんか歌おうよ」 いきなり耳に入った声に私は大きく体を揺らし、振り向いた。 そこには、金髪に近い髪の色をした男の人。 脱色してるのがよくわかる。