春は終わって、今は夏休み。 翔との関係も順調。 私は、逃げずに部活に行っている。 負けるもんか! 不快そうな顔をして、私を見る河津。 なんど駄目だしされても、なんど罵倒されても私は起き上がった。 ・・・そのうち河津は諦めたのか、もう何も言わなくなっていた。 部活も楽しくなってきて、今の私は幸せだった。 ただ一つ。 崩れたもの・・・。