「ちょっと…頭大丈夫か?
早く用意しろって……」



「お願い…ここにいさせて。
ピンクと同じ迷惑かけないし…
そうそう洗濯やご飯支度も掃除も
する…それならいいでしょ?」


「どうかしてるぞ?」


「食費がかかるから
あんまり食べないし……
電気も節約してテレビとか見なくていいの。
ここにいさせてもらえれば
なんでもします…」



俺はムカついてきて
女の子の腕をねじあげて


乱暴に押し倒した。


「じゃあさ・・・なんでもするって
俺とこういうことしてもいいのか?
男なんて結局みんな
こういうことがしたいんだ。
いいのか?」



女の子は怯えた目をして


それでも


「いさせてくれるなら……」

小さい声でつぶやいた。



「気がおかしいのか?
無理だな・・・。
君はピンクじゃない…
人間だろ?」


女の子の目から大粒の
涙が零れ落ちた。