つぐみちゃんから聞く
恋のお話はそれはそれは素敵だった。


和人がどんなに素敵な子か
私の中でも
どんどん広がった。



とうとう二人の気持ちが繋がって
結ばれた日


つぐみちゃんは
初めてを和人にあげれて
幸せだったって
教えてくれたの……



大好きなつぐみちゃん
幸せになってね…って私はそう思っていた。




それからつぐみちゃんは
和人と一緒に暮らすのと
教えてくれた。



「ピンクと別れるなんて
考えられない・・・・」


それは私も同じだった。



「和人ね・・・・本当は
猫が苦手なんだって………
でもピンクのことなら絶対に好きになるよ
ピンクはいい子だもん~
私はピンクに出会ってから
幸せになったかもしれない
だから最初は嫌がるけど
一緒に行こうピンク~」



つぐみちゃんは
私を籠に入れて
和人の部屋のインターフォンを
鳴らした。



「安心してピンク~
行動あるのみよ!!」


怪訝な顔で和人は私を見た。


 こんにちわ
 私もあなたに恋をしています…

私はそう挨拶したくて


「ニャ~」と鳴いた・・・・。