俺は 木村 和人

大卒でなんとか希望の会社に
入社して 
やっと社会という世界に
慣れ始めた24歳



小学校からサッカーをしてきて
高校卒業と同時に
プロからオファーが来たけど
踏み出せずに
今に至る………。


親友でずっと一緒にやってきた
津島 修杜 は迷わず
Jリーグに進み


今は有名な選手となって
ピッチを駆け回っている。
俺は・・・・・
パソコンの中で駆けまわってる



俺にとって
正直深いところの
コンプレックス……


修杜の活躍を喜びながらも
実は複雑だったりする自分が
許せなかったりする。



だけど負けたくないから
自分なりに仕事に打ち込む毎日

俺はまちがってない


そう思える日が来るように
必死なんだ………。