「おねがいしまー……」 この時の感じを、俺は言葉でうまく言い表せない。 簡潔に言うなら、ビビッときたってヤツだ。 レジを打つ彼女は、ものすごく輝いて見えた。 髪は2本に結んでいて、まっすぐで自然なこげ茶色をしている。