"ソフィア"




やめて……………




"ソフィア"




その声で私の名前を呼ばないで……




"こちらを向いて"




そんなこと……―――




"ごめんなさい"












────……え



今なんて………──




"ごめんなさい"





どんなに謝られても



楽しかった

3人で笑いあっていた

3人で一緒にいた

あの時間を忘れることなんて



―――できなかった






気付いた時にはもう遅くて



動かなくなった彼女の身体を



ただ泣いて抱きしめた



もう3人で居られる日は来ない



3人で笑い合える日は


――――――来ない