[竹之内]


真朱の友達A(名前は忘れた)の所為で、図書館に居辛くなった俺は、迷わず家に帰った。

暑くてクーラーのリモコンが無くてあーもう良いやとフローリングに寝そべった。

暫くすると、頭が冷えて、冷静な思考になる。

友達Aは…真朱の事が好きなんだろうか、とか、
仕事無くなったけどバイトとかこの辺であるかな、とか。

延々とそんな事を考えて、うつらうつらしてしまった。