クラウ・ソラスの輝き

 恋愛感情を持たないベリルは言い寄られる事はあっても自分から恋人を持つ気にはなれない。

 もちろん、不死や仕事に関する事も理由には挙げられる。

「パパ! そんなこと聞いたら失礼よ」

 下準備を終えたミーナがリビングに戻ってきた。

 手にあるソータゼリーをそれぞれに手渡し、ダグラスがジュースを運んでくる。

「これはすまない」

 娘の忠告に父親らしい笑顔で返す。

「いや」

 ベリルはそれにブランデーを口に含んだ。